近年、屋外での遊びを選ぶ人が増えていることから、新しく釣りを始める人も増えてきました✨
嬉しい反面、ルールをよく知らない人たちによっていくつかの問題が発生しています。大切な釣り場を守って、ずっと釣りを楽しめるようにしたいですね🌊

釣り中に出たゴミ、どうしていますか?

「…あれ?さっきまでそこに釣りしている人がいたよね?ゴミだけ残して…⁉️」
そんな光景を目にした事があり、呆然としました。

・使った釣り針、糸、パッケージを放置されている
・食べ終えたお弁当のパックがそのまま
・飲みっぱなしのペットボトルや空き缶にタバコが入っている
誰でも目に見えるところにゴミが落ちていたらいい気分ではないと思います。

ゴミを放置したら、どんな悪影響があるの?

① 生物への影響
死んでしまったウミガメの胃袋から大量のビニール袋がでてきたことがあります。魚や鳥、海の生物にとって、プラスチックやビニール袋がエサに見えてしまうことがあるようです。
捨てられた釣り針を鳥などが食べてしまったり、足や羽根に絡まり動けなくなってしまうこともあり、生き物への影響が心配されています。

② 釣り場の閉鎖
釣りが許可されている堤防や港は、漁師さんや漁協の方々の仕事場です。その仕事場にゴミを放置すると、ご厚意で開放されている場所が閉鎖されてしまう可能性があります。
ロープに引っかかっている釣り針で漁師さんがケガをしてしまう事故も発生しており、近年余儀なく閉鎖された釣り場も増えてきました。
また、釣り場が閉鎖されると、立ち入り禁止エリアでの釣り人が増えるという悪循環も発生。釣りをする際は“場所を使わせて頂いている”という気持ちでルールやマナーを厳守したほうが良いでしょう。

じゃあ、どうすればいい?🙆🏻‍♀️

・自分のゴミ+周りのゴミを一つでも拾って帰ろう!
自分が出したゴミはもちろん、周りに落ちているゴミをちょっとでもいいから拾って持ち帰ってみましょう!一人一人の心掛けが、やがてキレイな釣り場を取り戻すことにつながります。
特に糸や針、パッケージは風で飛んでいってしまいがち。不意に海に落ちてしまうことのないように注意してくださいね。

・コマセ(釣りエサ)は流しましょう
釣り場に落としやすいコマセ。地面が汚れてしまった場合、水汲みバケツで丁寧に流しましょう。
コマセは臭いがひどくなりやすいので、乾燥してこびりつく前にこまめに流すことをオススメします。こうすることで、釣り場をきれいに保つことができますね。


私たちは海に遊んでもらっている身。感謝しなきゃいけないと思います。
釣り場を自分の家だと思って、環境も大切にしていきたいですね!
将来も釣りというレジャーを楽しむために釣り人として心がけていきましょう!

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