ここは銭湯!? いいえ、昭和の雰囲気が味わえるレトロな釣り堀なんです！

今日は、品川区・旗の台にちょっと珍しい釣り堀があると聞いて、遊びに行ってきました！

駅を降りると感じる下町感！

懐かしい雰囲気の商店街。

早速、噂の釣り堀がある方向へ！
「そろそろ見えてくるはずなんだけどなぁ」と周りをキョロキョロ。

あ、温泉がある！！
のぞいてみると…ここだ😳✨

ここは、戦後すぐにオープンした銭湯を、リノベーションして作った釣り堀なんです！

想像以上にちゃんと銭湯でびっくり…！

中にお邪魔します！

内装もちゃんと銭湯のまんま♨️
下駄箱があったのでついつい靴を脱ごうとしたのですが、土足でOKでした！

昭和っぽい体重計。このタイプは初めて見ました…！

さらに中には、鉄板付きのテーブルがたくさん！
もんじゃ焼きやお好み焼きが食べれるそう✨

気になるイケスは、浴室に二箇所！
本来の男湯と女湯の２つ。

銭湯といえば、富士山の壁画のイメージがありますよね？
ここも釣り堀ですが、ちゃんと富士山があって感動…😢

レトロな雰囲気の中で釣り🎣

この釣り堀を作ったハンサムな店長さんが、直々に釣り方を教えてくださいました！！

この味噌みたいな練り餌を、これくらいの大きさに丸めてつけます！

あとは、餌をイケスの中に入れて、ウキをしっかり立たせて、ウキが沈んだタイミングで、竿を立てるだけ！

1投目、エサを入れると、すぐ魚がかかりました！
この竿で耐え切れるの！？ってくらい、魚が引いて重い！

慌てながらもゲット〜！

真っ赤な鯉が釣れました✨

ポイントカードがあり、釣れた魚のサイズによってもらえるポイントの数が変わります。
ポイントを貯めると豪華景品と交換できるそうです。

隣りのスペースでお好み焼きをいただきます💕

とりあえず釣ったし、お腹が空いた！
わーーーもう美味しそう🤤💕

はいっ！出来上がり！！
熱々のうちにいただきまーす！

外はサックサク！中はフワッフワ！
具材にお餅が入ってるので、たまにモチモチ💕

そして何よりシンプルなお好み焼きが、このレトロな雰囲気にぴったり✨

どうして銭湯を釣り堀に…？

そもそもなぜ、銭湯をリノベーションしてこのような釣り堀を作ったのでしょうか？気になったので店長さんに聞いてみました！

「元々工務店を経営していて、知り合いのカメラマンから『スタジオを作りたい』と相談を受けたことがきっかけです。
でも、スタジオを作るには天井が高い物件が必要。そこで『天井が高く作られている銭湯をリノベーションして、スタジオを作ろう！』と思いつきました。後輩に物件を探してもらい、いい所が見つかったのですが、なんとカメラマンからキャンセルの連絡が…。後輩に探してもらって進めていた手前、物件は借りざる得ない状況になりました。そこから前向きに、なにを作ろうか考え始めました。」

店長さんの銭湯へのイメージは、「気兼ねなくどんな人でも足を運んでもらえる場所」。

このイメージに近づけるとしたら、なにができるだろうと考え、昔行っていた近所の釣り堀を思い出したそうです。
「元々、釣りが好きで、周りには釣り関係の方も多くいたので、トントン拍子で釣り堀計画は進みました。町の人からも、釣り堀を待ち望む声を多くもらい、ついに念願の釣り堀が完成。
小さいお子さん、お年寄りの方、そして車イスの方でも来れるよう店内の段差は全てスロープにしました。」

実際に車椅子の方々も遊びにくるそうで、店内には車椅子関連の情報誌が置いてありました。

目の見えない男の子もお店に来たときには、初めて釣りを経験し、「初めて魚を釣りました、また来ます！」と泣きながら喜んでいたそうです。

「些細なきっかけで始まった釣り堀が、沢山の人を幸せにしているんだなぁ」と感じ、下町ならではの温かい雰囲気とエピソードに私も胸が熱くなりました✨

There’s a fish pond in Tokyo, which is a remodel of an old bathhouse.
The bathtub was renovated to a fish tank!
You can eat Monjya and Okonomi-Yaki(Japanese style pancake) in this place!!
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